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結露対策 |
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結露を防ぐ方法は様々ありますが、主に下記の4点があげられます。 |
窓をペアガラスや二重サッシにする |
省エネ・遮音等の効果は優れていますが、「結露防止」をこの方法だけに頼るのは大変なリスクが あります。確かに窓ガラスには結露はなくなります。 しかし、窓ガラスに結露ができなくなった「気体の水」は、次に温度の低い押入れやクローゼット内部や たんすの裏など目につきにくく、空気の流通しにくい箇所で結露し、カビを発生させることになります。
こちらの方が気づきにくく、お掃除もしにくいので厄介です。 |
水蒸気の発生の抑制と排出(換気)の心がけ |
ガス・石油ファンヒーター・石油ストーブなど、室内空気を燃焼させる暖房器具は二酸化炭素と同時に「気体の水」を発生させます。
出来ればエアコン・床暖房・セラミックファンヒーター・電気ストーブ等をお勧めします。
調理や加湿器などで発生した水蒸気も就寝前に少し換気をする方がよいでしょう。 就寝中の人体からもかなりの水分は放散されます。 |
断熱工事の検討 |
建築物自体の天井・壁面・床・内部の断熱不足が明らかな場合、該当箇所の断熱工事を適切に 行うことは、大変効果があります。 |
調湿機能のある内装仕上げ材をとり入れる |
調湿とは空気中の湿気の多少により、吸収・放散を繰り返す作用です。 この機能のある内装仕上げ材を室内に使用すれば湿気の多い時には、それを吸収して、日中時の 換気等により放散・排出できるのです。
こうすることにより結露対策だけでなく、梅雨時のじめじめ感や夏の蒸し暑さにも効果的で、 過ごしやすくなります。 |
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このような対策を状況に応じて、 複合的に組み合わせて対処するのが望ましいでしょう。 |
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